モザンビークは、豊富な鉱物、エネルギー 資源を活用し、経済成長率約3%のベースで成長を続けている国です。しかし、経済の発展が国民の生活向上に恩恵をもたらしているとはいえず、依然として母子の健康状況が必ずしも良好とはいません。例えば、5歳未満児死亡率は72(出生千対)です。その原因のひとつとして、多くの子どもが慢性的な低栄養状態にあることが考えられており、5歳未満児の約43%が慢性的低栄養状態(発育阻害)にあるとの推計もあります。

JICAは、モザンビークにおいて、母子保健に重点を置いた保健人材養成校での卒前教育および医療施設での継続教育の質向上(保健人材の指導・実践力の強化)を目標とした保健人材指導・実践能力強化プロジェクト(ProForsa)をフェーズ2まで実施してきました(2012~15 年、2016~19年)。また、これに加え、無償資金協力で医療従事者養成学校3校の施設・機材の整備も行ないました。この結果を踏まえ、モザンビーク政府は、日本に対し継続した保健人材分野への協力に加え、母子手帳の導入を要請しまた。そして、これを受け、同国の発育阻害の課題に鑑み、ProForsaで育成した質の高い保健人材を活用し、母子手帳の導入を支援することで、母子の健康状態の継続的管理や食事の栄養指導を強化し、発育阻害の削減を図るプロジェクトが起案されました。

今回、このプロジェクトの計画の枠組みや実施体制等を整理し、プロジェクトの内容 を確認・協議しするために、詳細計画策定調査が実施されることになりました。泪橋ラボからは職員1名が調査団に加わり、必要な情報を収集・分析し、本プロジェクトの事前評価を行う業務を担います。


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